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大成建設ら・アシストスーツ開発へ共同研究
日刊建設工業新聞より
大成建設は北海道大学大学院、苫小牧工業高等専門学校、北海道大発ベンチャーのスマートサポート(札幌市中央区、鈴木善人代表取締役)と共同で、現場作業の負担を軽減する作業用アシストスーツの研究を開始した。
ウエアラブルセンサーを使って作業員の動態データを取得。
情報を分析し作業環境に応じたアシストスーツの開発を目指す。
大成建設の建築現場にアシストスーツを試験導入して機能を検証する。
共同研究ではまず建設作業員の労働災害の発生リスク調査を行う。
現場作業が腰部に与える負担と腰痛重症度との関連性を把握し、リスク要因を分析する。
ウエアラブルセンサーを使って作業員の身体能力評価とデータ分析を行い、作業員向けの「スマートスーツ」の開発につなげる。
スーツは作業環境に応じた用途別スーツを開発する。
建設業界では就業者の高齢化と入職者の減少が課題となっている。
そのため建設業の生産性向上を目指す機械化やロボット化の技術開発のほかに作業を支援するアシスト技術にも注目が集まっている。
国土交通省によるi-Construction推進の一環として、「建設施工におけるパワーアシストスーツ導入に関するWG」が2020年8月から活動を開始した。
この動きを受け、大成建設は20年度に現場内でヒアリングを実施した。
ヒアリングでは作業アシストスーツの現場導入に期待する意見が多数寄せられていた。
以上です。
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