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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
花王は廃材となるペットボトルを利用し、アスファルト改質剤を開発。
将来的に自動運転となった場合、車両は今よりも道路上の同位置を走行する可能性が高いため、わだち掘れなどの劣化の進行が早くなることが予想される。
そのため、アスファルト道路の耐久性を上げることに需要があることを想定している。
【花王】アスファルト改質剤を駐車場に初採用(原料に廃PET・耐久性5倍に)
日刊建設工業新聞より
花王は21日、自社開発したアスファルト改質剤が神奈川県藤沢市のドラッグストア駐車場に初採用されたと発表した。
改質剤は廃棄するPET素材が原料。アスファルトに対して1%配合することで舗装の耐久性が約5倍に高まる。舗装からのマイクロプラスチックの発生を抑え、環境負荷低減に寄与する。
自動車の全自動運転が実現した場合、車輪が同じ所を通ることでアスファルト舗装の劣化速度が高まると予測される。
同社は今後、全自動運転を視野に高耐久アスファルトの需要に対応し、開発した改質剤をグローバルに展開する考え。
開発したアスファルト改質剤「ニュートラック5000」は、2019年に開発したアスファルトの耐久性を約5倍高める「ニュートラック2500」の性能を維持しつつ、廃PETを原料に取り入れた。
開発に当たっては原料となる樹脂プラスチックに廃PETを活用する技術を構築。廃PETを砕いた上で特殊脂肪酸、特殊アルコールなどを加えて化学反応させた。
走行時の安全性も向上する。
従来のアスファルトと比較して色が黒くなるため白線の視認性が高まるという。
ニュートラック5000を初めて適用したのはウエルシアホールディングス(HD)の事業会社・ウエルシア薬局が運営するウエルシア藤沢用田店。
ウエルシアHDは今後、大型車両が多く高耐久が求められる駐車場のトラックに、ニュートラック5000を導入するとしている。
廃PETの処理を目的に廃PETを砕いてアスファルト舗装に混ぜ込むケースはこれまでもあった。だが舗装の耐久性向上にはつながらなかった。
【花王YouTube】
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