【北海道】20年度の外国人技能実習生受け入れ状況調査結果/建設業は2000人突破

時事通信

 

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【北海道】20年度の外国人技能実習生受け入れ状況調査結果/建設業は2000人突破

 

日刊工業新聞より

 

 

北海道は、外国人技能実習生の受け入れに関する2020年度調査結果をまとめた。

20年度の受け入れ総数は、前年度より9・6%、1075人増の1万2293人と3年連続で1万人を超えた。

このうち建設関連は66・0%増の2123人となり初めて2000人を突破。

今後も半数以上の団体が受け入れ数のさらなる拡大を見込んでいるが、新型コロナウイルス感染拡大による入国制限など先行きが不透明になっている。

調査は、道内での外国人技能実習生受け入れ状況を把握するため、06年から実施している。

協同組合や農協、商工会・商工会議所などの監理団体や単独で受け入れている企業など対象に調査を実施し、実習生の受け入れ実績がある173団体の回答をまとめた。

調査結果を見ると、実習生の滞在年数別内訳は1年目が2428人(前年比44・4%減)、2年目が4074人(35・8%増)、3年目が4383人(38・1%増)、4年目が790人人(51・6%増)、5年目が618人(293・6%増)。

新型コロナの影響で出入国が難しくなったため、1年目が減り、2年目以降が増加した。

国籍別では最も多いベトナムが7624人(26・6%増)と6割以上を占め、次いで中国が約2割の2358人(31・7%減)、フィリピンが675人(48・4%増)、ミャンマーが608人(3・4%増)、などとなっている。

業種別では食料品製造業が6202人(10・8%増)と全体の半数を占め、農業が2421人(21・3%減)、建設関連工事業が2123人、漁業が326人(82・1%増)、介護が314人(175・4%増)など。建設関連工事業の受け入れ数は13年度が80人、14年度が176人、15年度が261人、16年度が375人、17年度が711人、18年度が999人、19年度が1279人と右肩上がりで推移している。

管内別では石狩の2551人(14・0%増)が最多で、オホーツクが1744人(5・5%減)、渡島が1409人(27・6%増)と3管内が1000人を超えた。石狩では建設関連が1026人を受け入れており、このうち札幌の受け入れ人数が778人と7割以上を占めている。

このほかの管内の建設関連の受け入れ人数は上川が274人、十勝が171人、釧路が101人などとなっている。

今後の受け入れ予定については、回答があった172団体の半数以上に当たる94団体が「受け入れを拡大したい」と回答。

61団体が「現状維持」と回答しており、今後も受け入れ数の増加が見込まれる。

新型コロナの影響については、151団体が「影響あり」「今後影響が見込まれる」と回答。

「人員が確保できないため、生産ラインを減らした」

「試験の中止・延期により、在留資格変更が遅延することがあった」

「母国の親族から実習を中止して国に帰らせてほしいとの声が多い」

などの課題も挙がっており、先行きは不透明な状況となっている。

 

 

以上です。

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