【世界を作り変える】イーロン・マスクという男

時事通信

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

前回、テスラが打ち出した構想についてご紹介しました。

 

 

でもこれは、イーロン・マスクが考えている事のごく一部で、彼には『世界を作り変える』という壮大なビジョンがあります。

その考えは、一見すると突拍子もないし、壮大すぎて良く分からなかったり、そして様々な事業をを行っています。

それらの事業はバラバラではなく、実は一つに繋がっていたりします。

そこで、本日はイーロン・マスクのビジネスドメインについて紹介したいと思います。

ぜひご覧ください。

 

【世界を作り変える】イーロン・マスクという男

現在、地球は大規模な環境破壊や環境汚染、人口増加など、実に様々な問題に直面しています。

私たちが生きている間は大丈夫かもしれませんが、いつか地球に住めなくなる時代が来るかもしれません。

そこで、イーロン・マスクは、『地球に住めなくなるのであれば人類を火星に移住させればいい』と考えます。

 

①宇宙開発(人類を火星に移住させる)

イーロン・マスクは2002年にスペースX社を立ち上げます。この時、若干31歳。

人類が火星に行くのに最大の問題は、費用が高額すぎるという点です。

この問題に関してイーロン・マスクは

・ロケットのコストを1/100にする

・コストダウンが可能ならば、ロケットを大量生産する

・ロケットはもちろん再利用する

という、それまでの航空業界の常識を根本から覆すようなアイデアを打ち出します。

もちろん、当時、彼は航空業界に関しては素人。

しかし、これらの理想を下げることなく常に前進しています。

ロケットの費用で一番高額なのは、1段目のロケットらしいです。普通は使い捨てるしかない、この1段目のロケットを彼は再利用することで、ロケットの費用を抑えようと考えました。

2006年、ファルコン1の打ち上げには失敗。

2015年にファルコン9を打ち上げに成功し、かつ1段目のロケットの陸上着陸にも成功。

2017年にはファルコン9で一度使用した機体を再利用しての打ち上げに成功しています。

このように、当時、笑われた理想だとしても、彼は着実に階段を上っています。

 

②電気自動車(ガソリン車の代わりにEV車を普及させる)

人類を火星に移住させるためには、やはり時間がかかります。

その間、地球の環境問題を出来るだけ抑えなければならないと彼は考えています。

その施策の1つとして、EV車の普及を目指しています。

イーロン・マスクの凄いところは、『EV車が普及するのであればテスラ社が潰れても構わない』と考えているところでしょう。

普通の経営者は、株主のために会社の利益を追求します。しかし、彼は理想の実現のためなら、利益を追求しないスタイルです。よって、彼には敵が非常に多いです。

EVの普及のためには、乗りたいと思える車にしなければならないです。そのため

・カッコよくて、長距離の走行が可能

・ノートPCのバッテリーで走るEV

などの目標を掲げています。

 

③エネルギー(サステイナブルな社会の実現)

サステイナブルな社会とは、人間・社会・地球環境の持続可能な発展が可能な社会のことです。

化石燃料や原子力発電では、地球環境を悪化させてしまうと考えている彼は、このような社会の実現を本気で求めています。

そして2006年にソーラーシティ社に出資し会長に就任しています。

・太陽光発電から蓄電までを統合

・屋根一体型太陽光パネルの開発

・高性能蓄電池の開発

・充電ステーション網の構築

などの目標を掲げ、どんどん実現させています。

これらは、EV車の普及にも関係していると言えるでしょう。

 

④新交通システムの開発

人にとって平等なものは『時間』です。

そして、上記のビジネスを実現させるためには時間が必要です。

イーロン・マスクは、ロサンゼルスなどの都市部の渋滞の酷さに嫌気がさしており

『渋滞により奪われる時間で一体どれほどのことが出来るか』と考えた結果、2016年末にボーリングカンパニー社を立ち上げ、道路にトンネルを掘って車を走らせるという、突飛な構想を打ち出し事業を進めています。

その他、音速での交通システム、ハイパーループなど、移動に関する事業も行っています。

 

このように、イーロン・マスクは世界を変えるという大きな目標を打ち出し、既得権益と戦い、そして結果を出し続けています。

これからも、彼や彼の会社が発表する内容に注目したいです。

 

いかがでしたでしょうか?

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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