公共工事入札制度の特徴

Research

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、公共工事における各入札方式の特徴について紹介します。

 

各入札方式の特徴

指名競争入札

メリット デメリット
・実績のある業者を指名することで品質を確保できる

・業者は品質のよい工事をして、次回も指名されようという意識が働く

・入札審査の業務負担が少ない

・発注者の恣意的な運用がされやすい

・談合が誘発されやすい

・発注者との癒着が生まれやすい

 

指名競争入札方式は、発注者が競争参加資格審査により企業の格付けを行い、工事規模に見合う格付けの企業から数社を指名して行う方法である。

発注者が建設会社の能力や信用などを判断し、適切でない者を入札前に排除することが可能。

一方で、発注者の恣意性が介入しやすいという指摘がある。

 

一般競争入札

メリット デメリット
・談合がしにくく、透明性、競争性が高まる

・経済的な価格で発注できる可能性が高い

・発注者の恣意性が介入されにくい

・ダンピング受注が発生しやすい

・品質確保のための検査が重要となる

・ダンピング受注の場合、下請等にしわ寄せが行きやすい

 

総合評価入札

メリット デメリット
・提案書作成の手間がかかる

・技術力のある会社が評価される

・技術の評価が不透明

・発注者の恣意的な運用がされやすい

 

予定価格・最低制限価格の公表

メリット デメリット
・予定価格を探ろうとする動きに発注者が巻き込まれない ・最低制限価格を事前公表すると、同額に応札が集中してくじ引きになる

・業者が積算しない

 

最低制限価格を下回る金額を提示した場合、自動的に失格となる。

建設会社の過度な価格競争や手抜き工事を防ぐことが目的である。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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