道路の履歴情報の管理について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、道路の履歴情報の管理と共有について紹介します。

 

道路の履歴情報の管理について

道路台帳の存在

道路台帳は、道路法第28条で道路管理者作成と保管が義務付けられている、道路に関する調書および図面である。

道路台帳は、各道路施設ごとの調書および図面で組成し、図面の縮尺は1/1000以上(1/500がほとんど)で作成されている。

国道、都道府県道、市町村道ごとに各道路管理者が各々台帳を作成し保管している。

各道路施設の台帳をもとに点検や修繕の内容を記録し、担当者が代わっても記録された履歴情報を共有できるようになっている。

 

道路施設データ

(出典:国土交通省)

 

維持・修繕の記録と情報技術の活用

従来の道路台帳は紙に記録されたものが大半を占めていた。

しかし、情報量が増えるに従い検索や比較検討に手間がかかるため台帳のデータベース化が進められ、ITを活用した維持・修繕の履歴情報を管理するシステムが導入されている。

 

システムで出来ること

・道路施設情報の検索、参照

・点検結果の記録

・維持修繕計画(どの道路施設をいつ点検し補修するか)の処理

など

維持修繕計画は、道路施設情報および点検情報をもとに劣化の予測や、ライフサイクルコストの算出を行って策定される。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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