アスファルト舗装の押し出し・コルゲーション

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、アスファルト舗装の押し出し・コルゲーションについて説明します。

 

アスファルト舗装の押し出し・コルゲーション

押し出し・コルゲーションは、大きなうねり状や、さざ波状の凹凸で、アスコンのせん断流動、または層間のすべりによって生ずる。

せん断流動は、空隙量が小さく不安定なアスコンの場合や、荷重が過大な場合に、骨材粒子が相互に移動して生ずる。

不安定なアスコンは、緩速走行の車線や車の停止箇所で一般に見られるが、大型車が低速走行する車線や曲線区間は、路面・タイヤ間の水平方向の摩擦力が大きく、押し出しが生じやすい場所である。

都市部の交差点は、低速車の作用と制動・加速による水平力のため、過度のわだち掘れ、押し出し、コルゲーションが起きやすい場所である。

バスストップでは、早期の押し出しが多く、路側のレーンマークが外側に湾曲しているのが見られる。

コルゲーションは、交差点で、通常、車が停止する側で起こり、加速が激しい時は加速側でも発生するが、せん断力の方向に直角の複数の畝(うね)を作る。

 

 

以上です。

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