歩道および自転車道などの舗装について①

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、歩道および自転車道の舗装について説明します。

歩道および自転車道の舗装について

歩道および自転車道の舗装とは

・歩道

・歩行者専用道路

・自転車専用道路

・自転車歩行者専用道路

・公園内の道路および広場

などの、主に自転車の走行、歩行者および車椅子などの通行に供する道路に適用される舗装をいう。

自転車、歩行者、車椅子の通行に対して、安全、円滑、快適な歩行性、走行性を確保するとともに、環境の保全と改善に配慮し、親しみや潤いなど、生活環境へのアメニティーを与えることである。

歩道においては、高齢者や車椅子利用者などにとっても、快適で安全に通行できるよう十分な幅員をとり、段差や勾配を解消するなどバリアフリーであるとともに、ユニバーサルデザインに配慮したものであることが要求される。

都市計画などで求める街並み、雰囲気、植生、景観、空気などの身の回りのトータル的な環境の快適さのこと

路面に求められる機能には様々なものがある。

道路管理者は路面のニーズを把握し、歩道および自転車道などの利用状況を勘案して、備えるべき性能を検討する必要がある。

【路面に求められる機能の一例】

路面の機能	路面への具体的なニーズ
安全な交通の確保	・滑らない・つまづかない・転倒時の衝撃が小さい・水はねがないなど
円滑な交通の確保	・障害物がない・段差が小さい・勾配がゆるやかなど
快適な交通の確保快適な歩行性・走行性	・水溜り、砂ほこりが無い・泥寧化しない・適度な弾力性がある・アメニティーに配慮する・色彩造形、質感など
環境の保全と改善	・地下水を涵養する・周囲への水はね、砂ほこりが無い・路面温度の上昇を抑制する・周辺環境との調和など