こんにちは。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
ソフトバンクグループの100%子会社であるソフトバンクビジョンファンド(英国)についてご存知でしょうか?
一般的なベンチャーキャピタルとは少し違う形態を取っていますが、その運用金額は約10兆円と超巨大なファンドになっています。
この超巨大な投資ファンドがどのような会社に投資をしているかを見る事で、これからどんな企業や業種が伸びてくるのか予測できるかもしれません。
今日はソフトバンクビジョンファンドについて見ていきたいと思います。
ぜひご覧ください。
ソフトバンクビジョンファンドについて
概要
ソフトバンクビジョンファンドはソフトバンクグループの100%子会社で、本社はイギリスにあります。
出資コミットメント総額は$97.7B(約10兆円)と、非常に巨大なファンドです。
投資期間は原則2017年からの5年間になっていて、ファンドそのものは12年間継続するという内容になっています。
なお、2018年9月末時点で投資されたのは$28.9B(約3兆2千億円)なので、まだ$66.3B(約7兆円弱)ほど投資余力があることになります。
営業利益
ソフトバンクグループの決算資料によると、ソフトバンクビジョンファンドの営業利益が2017年度上期から2018年度上期にかけて大きく伸びています。
上の図を見る限り、ソフトバンクビジョンファンド事業の営業利益が他の事業の営業利益合計と同じレベルまでになっていることが分かります。
投資先企業
ソフトバンクビジョンファンドが投資している企業は時価総額が1000億円超えのユニコーン企業が多いです。
公式サイトに現在の投資先の詳細が載ってあります。
今後、別記事にて詳細を見ようと思っています。
ソフトバンクビジョンファンドの特徴的な点
一般的なベンチャーキャピタルのリターンは成功報酬型になります。
しかし、ソフトバンクビジョンファンドでは成功報酬に加え、固定報酬がありこれは債券で投資されているようです。
よって、ファンドからリターンが出ても出なくても、年間数%のリターンを投資家(LP)に返す必要があります。
このような形態はベンチャーキャピタルとしてはかなり異例のようです。
いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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