こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
地球規模の環境問題としては、地球温暖化や酸性雨、森林減少、砂漠化、オゾン層破壊など様々な問題があります。
ここで、道路に関係が深い問題としてはCO2による地球温暖化が挙げられるでしょう。
そこで本日は、道路交通に起因する地球温暖化とその対策について見ていきたいと思います。
ぜひご覧ください。
道路起因の地球温暖化とその対策
2015年度の日本国内の温室効果ガス総排出量は1325百万tであり、そのうち運輸部門が17%を占め、さらにそのうちの87%(排出量全体の15%)が自動車からの排出になっています。
よって、地球温暖化対策において、道路交通の役割は比較的大きいと言えます。
道路交通におけるCO2削減の対策
①自動車の燃費改善
1つ目は、自動車の燃費を改善することで燃料消費量を減らす事で、CO2排出の抑制になります。
現在では当たり前になったハイブリット車、これから更に増えていくであろうEV車など環境に優しい自動車の開発、普及、エコドライブの推進が挙げられます。
特に、イーロン・マスクはEV車の生産を1億台目指しています。
②目的に応じた適切な交通機関の利用推進
2つ目は、公共交通の運用改善や自転車利用環境の整備などにより、目的に応じた適切な交通機関の利用を誘導することで自動車交通量を減らします。
③渋滞緩和
3つ目は、渋滞がなくスムーズに走れる道路の実現です。
渋滞による速度の低下は燃費を大きく悪化させることが分かっています。
なお、最もCO2排出量が少ない自動車の走行速度は時速60km~70kmです。逆に時速10km程度だと、その倍以上のCO2を排出します。
よって、道路交通の円滑化はCO2排出削減に大きく寄与します。
④道路空間の活用・工夫
4つ目は、道路緑化、道路施設の太陽光等新エネルギーの活用など道路空間の活用や工夫が挙げられます。
自動車からのCO2排出削減には、上記の対策を総合的に検討し進めていく必要があります。
いかがでしたでしょうか?
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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