歩道および自転車道などの舗装について⑥

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、歩道および自転車道などの舗装について説明します。

 

歩道および自転車道などの舗装について

橋梁部における舗装構成と留意点

橋梁部には、加熱アスファルト混合物、各種ブロック、樹脂系混合物などを目的に応じて使い分ける。

また、橋梁部には防水工を施工し、床版部への浸水を防止する。

 

① アスファルト混合物系舗装(加熱アスファルト舗装)

コンクリート床版 加熱アスファルト混合物(加熱アスファルト舗装、着色加熱アスファルト舗装、半たわみ性舗装、透水性舗装など)による舗装を設ける。
鋼床版 防水性からグースアスファルト舗装が多く施工されるが、熱による変形を防止するため、施工速度などに留意して施工する。

加熱アスファルト混合物を使用する場合は、防水層の設置が望ましい。

 

② ブロック系舗装

次のような理由から、各種のブロックにより施工することもある。

・景観性に配慮するため

・橋梁の歩道部分は転圧しにくいため

 

③ 樹脂系混合物舗装

特殊な性能(舗装面の着色、すべり止め効果の向上)が要求される場合には、樹脂系結合材料を用い、鋼床版面に直接表層を施工することがある。

 

歩道橋などにおける舗装構成と留意点

歩道橋およびペデストリアンデッキの舗装においては、加熱アスファルト舗装、ブロック系舗装以外に、各種の着色舗装を設けることがある。

 

※ペデストリアンデッキ

建築物から外床形式で設けられた歩行者専用の人工地盤のこと。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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