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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
コンクリート構造物の補修・補強については、様々な工法が開発されています。
本記事では、コンクリート構造物の補修工法について説明します。
コンクリート構造物の補修工法
ひび割れ補修工法
ひび割れ補修工法は、ひび割れが生じたコンクリートの耐久性回復のために実施する工法である。
コンクリート構造物の様々な部位が対象となる。
一般に補修の要否はひび割れ幅で判定されるが、特にPC構造物のひび割れは、プレストレス力の不足や予期せぬ引張応力の発生など、構造的要因の可能性が高いことに留意する。
断面修復工法
断面修復工法は、コンクリートの劣化、鋼材の腐食によって剥離・剥落した部分、または劣化因子を含んだコンクリートをはつり取り、当初の性能および形状寸法に戻すことである。
断面修復工法は、左官工法、注入工法、吹付工法に大別され、施工条件や補修規模を考慮して選定する。
断面修復工法においては、断面欠損を考慮した応力検討が必要となる場合がある。
特にPC構造物は供用状態で全断面有効として設計されていることが多く、断面が大きく欠損した場合は、応力状態に影響する。
そのため、施工中の断面欠損状態、施工完了後のプレストレス力が再配分された状態について検討する。
断面修復部が大きい場合は、仮設支保工を設けたり、補修作業を小区間ずつ段階的に行うなどの対策も必要となる。
以上です。
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