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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、アスファルト混合物の種類における、中温化アスファルト混合物について説明します。
【アスファルト混合物の種類】中温化アスファルト混合物について
通常のアスファルト混合物より、低い温度で施工できるように工夫した混合物で、エネルギーの節減、大気汚染物質の減少、施工季節の延長、などの利点がある。
中温化アスファルト混合物は、アスファルトによる骨材の十分な被覆と、敷き均し・締固め時の良好なワーカビリティを得るため、まず、アスファルトの粘度を低くすることが基本的な要件である。
それには、特殊な施工法や各種の添加剤が利用される。
舗設後は、急速にスチフネス(剛性)を増加させることが必要で、可能な範囲で養生時間を設ける。
一般に、アスファルト混合物の締固め可能時間は、締固め温度を通常より10℃下げることができれば、およそ30%増えるとされており、締固めの最低温度を低くできる混合物は大きなメリットがある。
作業温度
通常のアスファルト混合物では、一般に製造時の温度は150~180℃で、舗設時は130~160℃である。
中温化アスファルト混合物では、製造時の温度が100~120℃、舗設時は80~90℃になり、通常よりも50~70℃低くなる。
その結果、燃料消費とCO2、臭気、蒸気などの発生が抑制され、さらにアスファルトの老化が減り、プラントの摩耗が減る。
作業温度が10~20℃低下するごとに、蒸気発生量は半減する。
以上です。
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