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【香川県】旧県立体育館利活用(高松市)/対話型市場調査へ、9月30日まで参加受付
日刊工業新聞より
香川県は、建築家・丹下健三氏が設計を手掛け、老朽化に伴い2014年9月に閉館した「旧香川県立体育館」(高松市福岡町2の18の26)の利活用調査に乗りだす。
民間事業者と直接対話するサウンディング(対話)型市場調査を実施。
建物や立地、周辺環境の特徴を生かした施設の利活用方法や建物の耐震補強、改修の考え方について提案を募る。
9月30日まで参加申し込みを受け付ける。
同体育館はRC造3階(一部半地下)建て延べ4707平方メートルの規模で、1964年に完成した。
収容人数は1300人。
鉄素材を用いた国内最初期のつり屋根構造の建築で、曲線を描く外観の形状は和船に例えられるが、設計時には日本刀の反りをイメージしてデザインしたという。
敷地面積は6631平方メートル。
耐震性能を満たしていないことから、2013年以降3回にわたり耐震改修工事の入札を行ったが、不調に終わっている。
20年度に発注した場合の工事費を約18億円と試算している。
施設の改修や運営に伴う費用は原則、事業者の負担となる。
建物や土地の権利は売却や譲渡、賃貸借など利活用の提案内容に応じ設定する。
8月2日~10月21日に提案書を受け付ける。
提案者との面談を経て12月に結果を公表する予定だ。
以上です。
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