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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、河川堤防の施工にあたっての留意点について説明します。
【河川】河川堤防の施工にあたっての留意点について③
築堤にあたっての留意点
① 築堤土の敷き均し
築堤土の敷き均しは、締固め後の1層の仕上がり厚は30cm以下になるよう施工する。
この時の敷き均し厚さは35cm~45cmとしている。
② 締固めの方向
締固めは堤体の法線に平行に行うことが望ましく、締固め幅が重複して施工されるように留意する。
③ タイヤローラの接地圧
締固めに用いるタイヤローラは、一般に砕石(礫混り土)の締固めには接地圧を高くして使用し、粘性土の場合には接地圧を低くして使用する。
④ 締固め管理の方式
締固め管理は、乾燥密度で規定する方式が最も一般的であるが、築堤を礫で盛土する場合の締固め管理は、工法規定方式が有効とされている。
⑤ 土の密度試験方法
堤防の締固め管理では、作業が簡便で土の密度測定結果が現場地点で直ちに判定できるRI(ラジオアイソトープ)法による土の密度試験方法を用いる場合が多くなってきている。
⑥ 堤体盛土の余盛
堤防の盛土は、堤防完成後の築堤地盤の圧密沈下と堤体自体の収縮を考慮して、計画堤防高に余盛を加えた施工断面で施工する。
以上です。
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