【入札方法】公募型指名競争入札と指名競争入札について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

入札方法は様々な形式があります。

弊社では、高松市の公募型指名競争入札に毎回参加しており、毎年多くの工事を落札し施工させていただいております。

公募型指名競争入札とよく似た入札方法に指名競争入札があります。

高松市では、公募型指名競争入札を多く採用しており、指名競争入札の工事の割合は少ないといえます。

そこで本記事では、公募型指名競争入札と指名競争入札について説明したいと思います。

 

【入札方法】公募型指名競争入札と指名競争入札について

公募型指名競争入札と指名競争入札

公募型指名競争入札とは、入札参加者を募集する「公募」と、入札参加者を事前に選定する「指名」の両方の特徴を併せ持つ入札方式である。

公募型指名競争入札と、似た入札方法として「指名競争入札」がある。

まず、指名競争入札について説明する。

指名競争入札とは、発注者が事前選定した指名者同士で、競争に参加し契約者を決める方式である。

つまり、発注者から指名されないと、そもそも工事の入札に参加することができないのである。

発注者側の考えとしては、ある一定以上の資格要件をクリアした企業を指名することで、安定した工事の品質等を確保することができる。

一方で、指名競争入札には「指名の基準があいまい」という批判も根強く、指名されなかった企業が不満に感じたり、中には訴訟に発展するケースもあった。

発注者の判断のみで入札参加者を指名する点が問題視されているのである。

また、価格競争が起こりにくいため、官製談合の温床になっているという指摘も少なくない。

 

指名競争入札のデメリットを払拭するために公募型指名競争入札が採用され始めた

そこで注目されたのが公募型指名競争入札である。

公募型指名競争入札では、発注者が先に指名するのではなく、自ら応募してきた企業の中から入札参加者が選ばれる

これにより入札の透明性・公正性・競争性が確保されるようになった。

また、応募してきた企業の選定に際しては、予決令第95条に基づく資格が基準になる。

このため、工事の品質確保という意味でも信頼性が確保される。

予決令第95条では、発注者は指名競争入札を行う際に「工事、製造又は販売等の実績、従業員の数、資本の額その他の経営の規模及び経営の状況に関する事項について」必要な資格を定めるとされている。

 

高松市の入札結果が確認できるページ

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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