保水性舗装について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、保水性舗装について説明します。

 

保水性舗装について

目的

保水機能を有する、表層または表層・基層に保水された水分が蒸発する際の気化熱(気化潜熱を奪うこと)により、路面温度の上昇と蓄熱を抑制することを目的としている。

 

種類

保水性舗装の種類は、アスファルト舗装系、コンクリート舗装系、ブロック舗装系に大別される。

 

① アスファルト舗装系保水性舗装

ポーラスアスファルト混合物の空隙に保水材を充填したもの。

保水材には、鉱物質粉末などにより微細な連続空隙を形成させ水分を保持するもの、吸水性ポリマーに水分を吸収させるものなどがある。

 

② コンクリート舗装系保水性舗装

ポーラスコンクリートに保水材を混錬または充填したもの。

 

③ ブロック舗装系保水性舗装

吸水・保水能力を備えた舗装用ブロックを用いたもの。

ブロック系の保水性舗装は、主に歩行者系の舗装に適用される。

 

施工時の留意点

① 保水性舗装は、舗装体内の水分が蒸発することで効果を発揮するため、使用する材料の特徴を十分に理解して施工する。

 

② 降雨のない状態が続き、舗装体内の水分が減少して十分な効果が発揮できない場合には、散水車給水施設などにより水分を補給・供給する。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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