アスファルトの低温度ひび割れについて

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、アスファルトの低温度ひび割れについて説明します。

 

アスファルトの低温度ひび割れについて

低温度ひび割れは、寒冷地のアスファルト舗装における早期破壊の大きな原因のひとつで、舗設した最初の冬というような早い時期に発生する。

初期においては、車の走行性への直接の影響は少ないが、処理しなければ水が浸入して路床土の体積変化を起こし、縦断凹凸に置く影響を与える。

さらに時間とともに進行し、疲労が原因の舗装寿命よりずっと早い時期に、舗装のサービス性能を失う。

 

メカニズム

低温度ひび割れの基本的なメカニズムは、温度応力または路床路盤の体積変化によるものである。

低温により発生した舗装の温度収縮応力が、アスコンの強度を超えると表面にマイクロクラックが発生し、このクラックは低温度と温度サイクルの繰返しによって成長し、アスコンの全厚、全幅に波及する。

 

発生要因

低温度ひび割れの発生に係わる主な要因は、気象条件とアスファルトの性質との複合効果に、アスコン層厚と舗装供用年数との影響が加わったものである。

この他の多少影響のある要因は、路盤摩擦、路床土種類、施工の欠陥、骨材の性質、急速な載荷重などである。

 

気象条件

低温度ひび割れは、一般に冬季温度が-23.3℃以下に下がる地方で発生する。

あるいは、-40℃まで下がる地方で発生する。

 

 

以上です。

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