【アスファルト舗装】オーバーレイ工法の施工事例(香川県高松市)

施工事例紹介

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

オーバーレイとは、『重ね合わせる』という意味で、オーバーレイ工法とは既存の舗装面の上に新たに舗装を重ねる工法です。

本記事では、弊社で実施した小規模なオーバーレイ工法の施工事例を紹介します。

 

オーバーレイ工法について

オーバーレイ工法のメリット

①コストが低い

通常の打替え工事と比較すると、工事の工程が少なく使用する材料や廃棄する材料も少ないためコストが小さく済む

 

②工事期間が短い

オーバーレイ工法は、上記でもふれたように通常の打替え工事と比較すると工程が少ないため工事期間が短くて済む。よって交通に与える影響も小さく済む。

 

上記の2つが、オーバーレイ工法の大きなメリットだと言える。

一方で、オーバーレイ工法は応急的な処置である面もあるため、舗装構成のうち路盤等で根本的な改修が必要な場合は打替え工事等の改修方法を採用する。

オーバーレイ工法は道路だけでなく、駐車場などでも施工可能なため、施工場所の状況や予算を踏まえ工法の選定をするとよい。

 

施工前

写真の赤枠内が施工箇所です。

 

施工箇所の掃除

オーバーレイ工法は、既存のアスファルト舗装の上に新たにアスファルト舗装を実施するため、既存のアスファルト舗装面にゴミや砂、埃を十分に取り除きます。

ほうきや、コンプレッサーを用いて圧縮空気などで不純物を取り除きます。

 

舗装工

アスファルト乳剤の散布

施工箇所を清掃後、写真のように瀝青材料(乳剤)を所定量均一に散布します。

オーバーレイ工法の場合は、養生砂を散布する必要はありません。

既存のアスファルト舗装と新たなアスファルト舗装との接着が重要なため丁寧に散布します。

 

表層の敷設・転圧

乳剤散布後、アスファルトを敷設していきます。

アスファルト混合物の温度が下がらないうちに迅速に敷き均し、転圧機械でアスファルト混合物を締固めます。

オーバーレイ工法の場合、舗装厚が通常よりも小さいためアスファルト混合物の温度が低下しやすいため、バーナーで表面温度を高くすることがあります。(特に冬期など)

 

表層の出来形管理

表層の厚みは設計で定められています。

施工が適切に実施できているか、厚みを計測し記録します。

オーバーレイ工法での表層の厚みは3㎝の場合が多いです。

 

完成

以上で修繕完了です。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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