アスファルト舗装のラベリング・摩耗

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、アスファルト舗装のラベリング(フレッテング)・摩耗について説明します。

 

アスファルト舗装のラベリング(フレッテング)・摩耗

アスコン表層の骨材粒子が剥脱してアスコンの摩損・摩耗が進行する現象で、骨材粒子とその表面のアスファルト被膜間の結合が失われると加速する。

骨材表面のダストの厚い被膜は、アスファルトとの付着を阻害する。

表層のアスファルト混合物が分離を生じた箇所では、細粒分が少ないため粗骨材相互の接触はあってもアスファルトと結合する接点が少なく、時間とともにアスファルトが硬化して摩損・摩耗を促進する。

剥離現象が起こると、アスファルト・骨材間の結合は弱くなり、また、寒冷期の空隙中の凍結水は両者の結合を損なう。

表層アスコンの密度が低い場合、骨材粒子の剥脱はより一層容易になる。

剥脱して表面に散在する骨材は、路面のすべり抵抗性を低下させ、また、車のタイヤで跳ね上げられ、交通の阻害となる。

表層の摩耗後に生じる深い凹みは、滞水するとハイドロプレーニングの危険が生じる。

 

 

以上です。

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