こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、BIM/CIMに対する国土交通省のガイドラインについて説明します。
(出典: 建設テック革命)
BIM/CIMに対する国土交通省のガイドライン
建築に比べてBIM/CIMの活用が遅れていた国内の土木分野でも、今後は急速に活用が進む。
国土交通省は2017年3月に『CIM導入ガイドライン案』を公表し、BIM/CIMの活用におけるポイントをまとめている。
BIM/CIMの活用を前提としたモデル事業も全国で進めている。
現在は、大規模構造物の詳細設計で原則としてBIM/CIMを活用することとしている。
国土交通省が橋梁やダムを対象として2012年度から始めたBIM/CIMの活用業務、工事は2017年度までに合計418件である。
一方で、BIM/CIMの普及には課題も多い。
例えば、三次元モデルの作成を担うCADオペレータの不足である。
BIM/CIM用のソフトは高度で、このソフトウェアを使いこなすにはそれなりのスキルが必要だからである。
建設業務における、設計などの上流側から維持管理などの下流側に至るまで、BIM/CIMモデルを一気通貫して活用するという目標もまだまだ時間がかかりそうである。
例えば、施工時に記録した大量のデータのうち、どのデータを三次元モデルに登録しておけば維持管理のフェーズで役に立つかが決まっていないためである。
国土交通省は2020年度に向けて、基準やマニュアルなどを整備し2025年度にはBIM/CIMの活用を原則化する目標を掲げている。
以上です。
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