測量ドローンの基礎について

Research

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、測量ドローンの基礎について紹介します。

 

測量ドローンの基礎について

ドローンで撮影した写真から三次元点群データを得る作業は、ほぼ自動化されている。

一方で精度の高いデータを得るためには、オーバーラップ率サイドラップ率が重要である。

 

空中写真から三次元点群データを生成するのに用いられる手法はSfMという手法である。

まず、計測対象を様々な位置・角度から撮影した大量の写真を用意する。

次に、写真同士の対応関係を専用のソフトウェアで解析すると、計測対象物の三次元点群データを得る事ができる。

得られたデータは、オルソ画像やTINデータに加工して使用する。

 

【専用ソフトウェア】

会社名 ソフト名
Agisoft photo scan pro
ベントレーシステムズ context capture
pix4D pix4D mapper

 

ソフトにはそれぞれ特徴があり、精度も異なるため、必要に応じて使い分ける。

 

誤差を小さくするために必要なこと

①対象物をなるべく重複させて撮影する

コンピューターが写真同士の対応関係を見つけやすいようにするためである。

一方で、写真の枚数が増えすぎるとデータ処理に時間を要す。

国土交通省の基準によると、2017年に一部改訂され

オーバーラップ率は、80%

サイドラップ率は、60%

とされている。

 

②標定点の配置に注意する

標定点とは、事前に座標を測量しておいた点で、点群データの作成時に用いる値である。

標定点は、写真同士の対応付けを強化し、精度を高める役割がある。

国土地理院のマニュアルでは、計測対象範囲を囲むように標定点を配置すると規定されており、間隔なども定めている。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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