【車の税金】走行税について

時事通信

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

車にかかる税金は結構多く、持っているだけで毎年多くのお金が必要である。

一方で、電気自動車やカーシェアリングの普及により、車にかかる税収が落ちる事が予想されている。

そのため、新しく『走行税』なるものが議論の対象になる可能性があるとのことだ。

本記事では、走行税に関して見ていく。

 

【車の税金】走行税について

走行税とは

現状の車にかかる税金といえば、排気量や重量、ガソリンなどに対して税金が発生する。

それに対し、走行税とは『走った距離』に対して税金を徴収しようとする考え方である。

 

税金の徴収の基本的な考え方は、公平かつ合理的であることである。

車で道路を走れば公共物である道路の劣化が進む。つまり、長距離を走る人のほうが道路を多く利用しており、道路の劣化要因に大きく寄与しているのだから、税金も多く払うのはどう?ということであろう。

ちなみに、水面下で議論は進んでいるのかもしれないが、この走行税が導入されるという決定はまだされていない。

 

車にかかる税金の数々

車にかかる税金は、多い。

①自動車税

車を所有するだけで、毎年発生する。

排気量により税額は変わるが、毎年数万円が必要である。

 

②自動車重量税

新車購入時や、車検のたびに徴収される税金である。

車の重量が大きいほど、道路に与える影響が大きい為、その分税額も高い。

 

③環境性能割(2019年10月から)

消費税が10%になるタイミングで、自動車取得税は廃止され、その変わりに環境性能割が自動車税の中に組み込まれる。

自動車の取得時に、その車の環境性能により税額が決まる。

 

④消費税

言わずもがな、2019年10月からは10%になった。

もちろん、この消費税もかかる。

 

⑤ガソリン税

ガソリンを給油するだけでも、私たちは税金を納めている。

1リットル150円のガソリンだとすると、大体70円くらいは税金である。

 

 

税金の使い道

車にかかる税金は、道路整備に充てられる。

道路を走っていて、どこかが陥没していたり、ひび割れが発生していてガタガタであったりすれば、走行の安全性を確保できない。

その場合は、道路を修繕しなければならず費用が必要である。

また、交通の利便性の向上のため、新しい道路を作る必要がある箇所もある。

その場合は、新しい道路をつくるための費用も必要である。

 

しかし、電気自動車であれば、ガソリンを使う必要がない。

また、カーシェアリングの普及により、自動車そのものの普及が減ると、もちろん自動車にかかる税収は落ち込むだろう。

 

作ってしまった道路は適切なメンテナンスを必要とするし、新しい道路が全く必要でなくなる世界がくることはおそらくない。

税金をどこから取れるかを、常に国は模索しなければならない。

 

まとめ

走行税に関しては、まだ議論がされているかどうかも公表はされていないが、走行税ではなくても道路にかかる税金は更に増える事はほぼ間違いない。

都会と地方では、地方の方が道路を使用する(使用しなければ生活ができない)ことが多いため、税負担は大きい。

よって、不公平感がでたり、そもそもどのように走行距離を管理するのか等の課題があるとのことであるが、税金の負担は増え続ける。

これは車に限ったことだけではない。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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