セメント処理路盤のひび割れについて

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、セメント処理路盤のひび割れについて説明します。

 

セメント処理路盤のひび割れについて

セメント処理路盤のひび割れは、一般に環境条件に関係しており、セメント水和時の収縮ひび割れとその後の季節変動によるもので、舗装の上層部に拡大していく。

セメント処理路盤の収縮ひび割れは、避ける事ができない。

 

ひび割れの進展について

セメント処理路盤は、施工中に横ひび割れが形成され、温度と車が原因の水平変位によってアスコン層の底面から表面へひび割れが進行する。

一方、反りが生じる場合は、アスコン層の表面から底面へと進行する。

路面に達したひび割れは、その周辺やわだち跡に沿って拡がり、最終的には大きな構造的破壊に至る。

ひび割れにおける荷重伝達は、ひび割れが非常に細かい場合、少なくとも初期にはその大部分は有効だが、荷重載荷数の増加とひび割れ幅の拡大とともに減少していく。

セメント処理路盤の異常に広いひび割れは、セメント量が多く引張強度が高い場合に生じており、急速に乾燥が進む夏の高温と低湿度ではさらに拡大する。

ひび割れ周囲の支持力は低下し、更なるひび割れの原因となり、ブロック状のひび割れに進展する。

 

 

以上です。

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