【アスファルト舗装】上層路盤の施工上の留意点について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、上層路盤の施工上の留意点について説明します。

 

【アスファルト舗装】上層路盤の施工上の留意点について

上層路盤に関しては、下記のような施工上の留意点がある。

 

① セメント安定処理路盤材

セメント安定処理路盤材は、中央混合方式または路上混合方式で製造し、均一に敷きならし、路盤材の締固めは硬化が始まる前までに完了されることが重要である。

 

② 粒度調整路盤材

路盤の施工における粒度調整した骨材は、骨材の75μmふるい通過量が10%以下の場合でも、泥濘化防止のため75μmふるい通過量は締固めが行える範囲でできるだけ少ないものがよい。

 

③ 上層路盤の平たん性

上層路盤は所定の路盤支持力が均一に得られるように十分に締固め、かつ所定の形状に平たんに仕上げる。

 

④ セメント・石灰安定処理路盤の仕上がり厚

セメント・石灰安定処理路盤の1層の仕上がり厚は、10~20cmを標準とし、振動ローラーを使用する場合は、1層の仕上がり厚は30cm以下で所要の締固め度が確保できる厚さであればよい。

 

⑤ 石灰安定処理路盤材の含水比

締固めにあたっては、最適含水比よりやや湿潤状態で行うほうが望ましい。

 

⑥ 粒度調整路盤の仕上がり厚さ

粒度調整路盤材の1層の仕上がり厚さは、15㎝以下を標準とするが、振動ローラーを使用する場合は、上限を20cmとすることができる。

 

⑦ 瀝青安定処理路盤のシックリフト工法

瀝青安定処理路盤の施工方法には、1層仕上がり厚さ10cm以下の一般工法と、それを超えるシックリフト工法とがある。

 

⑧ セメント・瀝青安定処理工法

骨材にセメントおよび瀝青材料を添加して安定処理するもの。

骨材は、地域産材料および舗装発生材、またはこれらに補足材を加えたものを使用する。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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