【鋼構造物】溶接の施工上の留意点について

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、溶接の施工上の留意点について説明します。

 

【鋼構造物】溶接の施工上の留意点について

溶接の施工にあたっては、以下のような留意点がある。

 

① 溶接部材の清掃と乾燥

溶接線近傍の黒皮、錆、油などはブローホールや割れなどの欠陥の発生原因となるので、溶接前の部材の清掃と乾燥を十分に行う必要がある。

ブローホールとは、溶接時に溶着金属中に発生する気泡のことで、局部的な応力集中の原因となる。

 

② エンドタブ

開先溶接における溶接ビードの始端や終端、サブマージアーク溶接法などによる主桁フランジと腹板のすみ肉溶接には欠陥が生じやすいので、エンドタブを取付け、溶接の始端および終端が溶接する部材に入らないようにする。

 

③ 部分溶け込み開先溶接

一般に溶接ビード終端にはクレータが生じ、この部分にはクレータ割れが生じやすく、部分溶け込み開先溶接のように開先角度の小さい場合は、特にこの傾向が著しい。

すみ肉溶接の場合、自動溶接法では、継手の途中でアークを切らずに溶接線を連続して施工することが望ましい。

 

 

以上です。

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