寒冷期におけるアスファルト舗装について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、寒冷期におけるアスファルト舗装について説明します。

 

寒冷期におけるアスファルト舗装について

5℃以下でアスファルト舗装を実施する場合、下記の点に注意する。

 

① プラントでの混合温度は、アスファルトが劣化しない(185℃以下)範囲で、通常の場合(気候が温暖な時期)より少し高めにしておく。

 

② 混合物の運搬時には、運搬車の荷台に特殊保温シートや木枠などを用いたり、荷台に帆布を2~3枚重ねるなどして運搬中の保温方法の改善を図る。

 

③ 敷きならしは、連続作業を心がけ、アスファルトフィニッシャーのスクリードを断続的に加熱しておく。

 

④ 瀝青材料を散布する場合には、散布しやすくするために瀝青材料の性質に応じて、加温しておくことが望ましい。

 

⑤ 締固めには、初転圧時のヘアクラックを少なくするため、線圧の小さなローラを用いる。線圧の小さなローラには、前後輪駆動するタンデムローラーなどがある。

 

⑥ コールドジョイント部は、温度が低下しやすく締固め不足になりやすいため、過加熱に注意しながらガスバーナー、ジョイントヒーターなどを使用して既設舗装部分を加熱しておく。

 

⑦ ローラーへの混合物の付着防止には、水を用いず軽油などを噴霧する。

 

⑧ 混合物の温度が低下しても、良好な施工性が得られる中温化技術を必要に応じて使用することもある。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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