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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、コンクリート補強工法のプレストレス導入工法について説明します。
【コンクリートの補強工法】プレストレス導入工法
プレストレス導入工法では、主に外ケーブル工法によってプレストレスを導入する。
外ケーブル工法は、外ケーブルによるプレストレス力を定着部あるいは偏向部を介して部材に導入し、部材の曲げおよびせん断力耐力の向上を図る。
外ケーブル用の緊張材にはPC鋼材の他、腐食の問題がないFRP緊張材を用いた事例もある。
プレストレス導入工法の特徴を下記に記す。
・補強効果が力学的に明確
・外ケーブルの鉛直分力を考慮することで、せん断補強とすることも可能
・施工時に交通規制を伴わないことが多い
・コンクリート自体の強度不足や劣化に対しては、効果が小さい
・剛性の向上には寄与しない
外ケーブルの緊張力によって常時大きな力が作用している定着部、偏向部は既設部材と確実に固定する必要がある。
一般的には、横締め緊張材を配置し摩擦力で一体化する方法が取られている。
横締め緊張材を配置するため既設構造物を削孔する際、X線透過法などの非破壊検査を行い、既設鋼材を損傷しないようにする。
【外ケーブル工法】
（出典： プレストレスト・コンクリート建設業協会）
以上です。
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