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【福田道路】愛知総合工科高で体験学習、生徒がアスファルト敷きならし体験
日刊工業新聞より
福田道路中部支店は、愛知県立愛知総合工科高校(名古屋市千種区)の生徒を対象に舗装工事の体験学習を開催した。
18人の生徒が参加。舗装の種類や構造、整備工程などの基本を座学で学んだ後、校内のテストヤードでアスファルトの敷きならしを体験した
参加したのは、クラブ活動の一つである建設技術部に所属する1~3年生18人。
建設業に関心のある生徒が、建設に関する知識や技術を学んでいる。
開校当時からある部で、現在は26人が所属。
今回の体験学習は同社の提案で実現した。
同校を訪れた斎藤望業務管理部次長と本間悟技術部課長は、パワーポイントや動画でアスファルト舗装の基礎を解説。
舗装は見えているのは表面だけで、実際は何層にも重なっていることや、アスファルトは150度以上の高温で溶け、砕石と砂の割合で性能が変わることを説明した。
その後、体育館横の空き地に同社が午前中に整備したテストヤードに移動。
路盤の上にバックホウでまかれたアスファルトの敷きならしを、同社の担当者がレーキを使って実演。
生徒たちは「温度が下がると作業がしにくくなる。締め固めを考慮し少し厚く盛り、熱いうちに手早く作業することが必要」とアドバイスを受けながら、アスファルトを平らにならす作業を体験した。
参加した生徒は「思ったより熱いし、アスファルトが重い。夏は作業が大変そう」と感想を話した。
また、締め固められたアスファルト舗装の上を歩き、自分たちが行った敷きならしの出来栄えを比べていた。
建築科の富永建也教諭は「建築科の生徒でも授業で舗装は学ばず貴重な体験。知識だけでなく肌で感じる方が興味を持ってもらえるだろう」と話した。
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