【北海道建設部】21年度末公共土木施設老朽化状況、歩道橋など3割が建設後50年

時事通信

 

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【北海道建設部】21年度末公共土木施設老朽化状況、歩道橋など3割が建設後50年

 

日刊工業新聞より

 

 

北海道建設部は、同部が所管する公共土木施設の老朽化状況をまとめた。

「北海道インフラ長寿命化計画(行動計画)」に基づき、同部が所管する道路や河川、ダム、下水道などの公共土木施設について、2021年度末時点の現況を整理。

建設後50年が経過する施設の割合は横断歩道橋と堤防・護岸、水門・陸閘(りっこう)で3割を超え、10年後は横断歩道橋で6割超、堤防・護岸と終末処理場で5割超、2メートル以上の道路橋梁で4割超が50年を経過する。

同部では所管する各施設の個別施設計画を一体的に管理し、適切な維持管理・更新を推進する。

北海道では、厳しい財政状況の中、財政負担を軽減しながら計画的な公共施設の維持管理を進めるため15年に老朽化対策の基本的な方針を示す「北海道インフラ長寿命化計画(行動計画)」を策定。

これに基づき各施設管理者は個別施設ごとの長寿命化計画(個別施設計画)を策定し、同部は一体的な推進管理を行っている。

主な施設の22年3月末現在の状況を見ると、建設後50年経過している施設は横断歩道橋(施設数28橋)が32%、堤防・護岸(376キロ)が30%、水門・陸閘(1174カ所)が31%、2メートル以上の橋梁(5729橋)が18%など。

20年後には終末処理場がすべて建設後50年となるほか、橋梁で65%、横断歩道橋で79%、トンネル(124カ所)で36%、河川管理施設で57%が50年以上となる。

建設後50年を経過する施設の割合は次の通り。

▽主な施設=施設数〈1〉22年3月末〈2〉10年後〈3〉20年後。

〈道路〉

▽道路橋梁(2メートル以上)=5729橋〈1〉18%〈2〉42%〈3〉65%

▽横断歩道橋=28橋〈1〉32%〈2〉64%〈3〉79%

▽トンネル=124カ所〈1〉11%〈2〉18%〈3〉35%

▽シェッド・シェルター=211カ所〈1〉1%〈2〉9%〈3〉48%

▽大型カルバート=63カ所〈1〉7%〈2〉19%〈3〉42%

▽門型標識等=197カ所〈1〉0%〈2〉2%〈3〉18%

〈下水道〉

▽終末処理場=4カ所〈1〉0%〈2〉50%〈3〉100%

▽中継ポンプ場=13カ所〈1〉0%〈2〉15%〈3〉23%

▽管路等=360キロ〈1〉0%〈2〉25%〈3〉73%

〈都市公園〉

▽都市公園=11カ所〈1〉0%〈2〉18%〈3〉27%

〈河川〉

▽樋門などの河川管理施設=5349基〈1〉5%〈2〉27%〈3〉57%

▽堰、樋門・水門、排水機場、防潮水門=57基〈1〉0%〈2〉9%〈3〉25%

▽樋門・樋管=5292基〈1〉5%〈2〉28%〈3〉58%

〈治水ダム〉

▽治水ダム(堤体、取水放流設備、電気通信設備等)=17基〈1〉0%〈2〉18%〈3〉47%

〈砂防〉

▽砂防関係施設(砂防堰堤、地滑り防止施設、急傾斜地崩壊防止施設、雪崩防止施設)=1749カ所〈1〉15%〈2〉38%〈3〉67%

〈建設海岸〉

▽海岸保全施設(堤防、護岸)=376キロ〈1〉30%〈2〉53%〈3〉78%

▽同(水門、陸閘)=1174カ所〈1〉31%〈2〉45%〈3〉81%

〈建築物〉

▽道営住宅=964棟(2万1850戸)〈1〉4%〈2〉23%〈3〉48%。

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。


 

 


 

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