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【香川県善通寺市】再生可能エネルギー導入促進支援業務/三井住友建設らに
日刊工業新聞より
香川県善通寺市が再生可能エネルギーの導入拡大に向けた検討に乗り出す。
市内に200カ所以上あるため池で水上太陽光発電所の設置の可能性を探る。
水上太陽光発電用フロートシステムの技術を持つ三井住友建設が導入調査に協力する。
2050年までに市内の二酸化炭素(CO2)排出量の実質ゼロを目指す。
市は5日、「善通寺市再生可能エネルギー導入促進支援業務」の委託先候補を公募型プロポーザル方式でカーボンフリーコンサルティング・沖縄県環境科学センター・日本再生可能エネルギー地域資源開発機構・三井住友建設JVに決めたと発表した。
環境省の補助金を活用し、21年度から2カ年で実施する計画。
本年度はため池に水上太陽光発電所を建設した場合の事業の収支見通しや体制、資金調達手法などを検討する。
22年度は環境保全を優先するエリア、太陽光発電などの導入が可能なエリアなどに区分したゾーニングマップを作成する。
市民の啓発促進や合意形成も進める。
委託期間と提案上限金額は本年度が22年2月18日までで1127万円(税込み)、22年度は23年2月17日までで2373万円(同)。
三井住友建設は、香川県内3カ所(三木町2カ所、坂出市1カ所)のため池で自社開発の水上太陽光発電所を運営している。
同社のノウハウが水上太陽光発電の導入促進の鍵を握りそうだ。
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