経済的な型枠工事の計画

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、経済的な型枠工事の計画について説明します。

 

経済的な型枠工事の計画

コンクリート構造物の施工計画を立案する際、型枠工事は鉄筋コンクリート工事全体に占める工事費の20~30%を占めることを理解する。

また、施工中の安全確保、工程の順調な進捗、さらに施工後の美観上の観点からも重要なものであることを認識する。

型枠工事計画を立てるうえで、以下の3点が経済的な型枠工事となるポイントである。

 

① 計画構造物への理解

設計図、仕様書等を熟読し構造物をイメージし、打設のブロック割りを行う。

 

② 型枠の転用回数を決める

型枠材料は、組立開始からコンクリート養生後の脱型までコンクリート打設位置に拘束される。

従って、型枠材料、型枠の所要セット数、必要作業員人数等を決定するときは

・全体工期

・型枠の組立て、解体に要する日数

・可能転用回数

などを考慮しなければならない。

 

③ 全体仮設工事計画の検討

経済的な型枠工事計画とするためには

・型枠作業時の足場の種類、位置

・支保工の種類

・揚重機の種類、設置位置

また、それらを型枠工事に占用できる割合、時間帯、仮設計画全体とのバランスを考えて検討しなければならない。

型枠材の搬入、搬出経路、及び作業時の一時仮置き場所等の位置、広さについてもあわせて検討する必要がある。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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