国土交通省と地方整備局について

Research

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

土木行政を所管している主な省庁は、国土交通省・農林水産省・経済産業省・環境省です。

なお、公共事業の約8割を国土交通省が管轄しています。

本記事では、国土交通省について簡単に紹介します。

 

国土交通省の誕生

2001年の中央省庁再編に伴い

道路・河川関係・官庁営繕・住宅・都市など社会資本整備の建設事業を所管する行政機関であった、建設省

陸水空の運輸や鉄道・港湾・船舶・気象等と、海・空全体に関する行政機関だった、運輸省

土地・水資源・離島振興・災害対策・大都市圏政策など国土行政に関する総合的な行政機関だった、国土庁

北海道の総合開発事務(河川、治山、農業、港湾等)を行う行政機関だった、北海道開発庁

以上の4省庁を統合して国土交通省が誕生した。

 

国土交通省は土木業界に対して

『規制者』

および

『発注者』

としての顔を持つ。

公共事業の8割に関与しており、国直轄事業の執行機関として

東北、関東、北陸、中部、近畿、四国、九州の地方整備局と、北海道開発局が設置されている。

 

国土交通省に入省した土木技術者は、基本的に

河川・道路・港湾・下水道など

を、一貫して担当し、それぞれの専門家となっていくようである。

国土交通省には出先機関として8つの地方整備局と北海道開発局があり、大部分の技官はここに所属し、局長も土木技官である。

 

地方整備局の役割

建設省時代の土木行政は、そのほとんどが本省で実施されていた。

国土交通省誕生後は、業務が大幅に地方整備局に移行されている。

各地方整備局では

河川、砂防、ダム、道路、港湾、空港などの担当事業の調査、計画、工事

また一部においては維持管理や運営も行っている。

建設業の許可、経営事項審査、建設業法上の監督業務、または各種の届出、関係事務などは地方整備局の建政部の建設産業課で行っている。

 

都道府県の土木行政

都道府県では、土木部の道路課、河川課、都市計画課などや県内各地域の土木事務所において、都市計画、各種工事の設計・施工管理、維持管理などを実施している。

その他に、総務部、企画部、生活環境部などが、土木行政に関わっている。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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