【舗装の構造設計】周辺施設の設計について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

周辺施設とは、排水施設、共同溝、消融雪施設など、舗装の施工および管理に影響を及ぼす施設のことを言う。

これらの周辺施設は、道路構造の保全、安全で円滑な交通の確保の観点から、舗装の設計と同時に設計する。

本記事では、周辺施設の設計について説明する。

 

周辺施設の設計について

排水施設の設計

排水方法には、主に表面排水地下排水などがある。

また、のり面排水も舗装に影響をおよぼすので十分に留意する。

 

表面排水

降雨または降雪などによって生じた表面水を路側に設けた側溝などに排水することを表面排水と言う。

① 路面の滞水は、道路利用者の安全性などを著しく損なうため、十分に配慮する。

② 横断勾配は、排水を容易にするため1.5~2.0%とする。

③ 特に良好な路面の排水機能が要求される道路などでは、排水性舗装や透水性舗装を用いると良い。

 

地下排水

路床および路盤から水を排水することを地下排水と言う。

① 地下排水には、下記に巣雌効果が期待できる。

・道路に隣接する地帯から侵入水を遮断する

・地下水位を低下させる

・路床、路盤の軟弱化防止

など

② 地下排水は、舗装のみでなく、のり面や擁壁などの破損防止、地滑り対策ともなる。

 

のり面排水

切土のり面や盛土のり面などの浸食や安定性の低下を防止するための排水をのり面排水という。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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