他産業の再生資材について

土木工学

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

道路を構成する発生材以外から発生した資材も、この世界では再利用することが重要になっています。

本記事では、建設産業以外から発生した資材の再利用について紹介します。

 

他産業の再生資材について

他産業再生資材は、建設工事以外の生産活動に伴う発生材を原料とし、再資源化施設において再生し、資材(製品)としたものを言います。

・他産業再生資材の利用に当たっては、環境安全性、品質、経済性、供給量などの条件を満たす必要がある

・他産業再生資材は、特に環境安全性に影響をおよぼす可能性のある物質が混入しているおそれもあるため、事前に環境安全性について十分に確認する必要がある

・他産業再生資材を用いた場合であっても、舗装に要求される性能を満足するため、必要な品質を有していることが必要である

他産業再生資材の材料の選定に当たっては、有毒ガスを発生しない、有害物を溶出しないなど安全で、舗装材として再利用ができ、均質で安定的に供給できる経済的なものを選定する必要がある。

 

 

他産業再生資材の使用例

①一般廃棄物焼却灰溶融スラグ、下水汚泥焼却灰溶融スラグ

一般廃棄物焼却灰溶融スラグおよび下水汚泥焼却灰溶融スラグは、溶融固化処理して溶融スラグとして舗装材に使用されている。

溶融スラグは、冷却方法の違いにより、徐冷スラグ(塊状)水砕スラグ(砂状)に分類され、路盤材料やアスファルト混合物用の骨材として使用される。

 

【使用上の留意点】

①溶融スラグが多量の鉄分を含む場合は、事前に適切な磁選処理を行い、含有量を金属鉄として1.0%以下にする

②溶融スラグは、吸水率、粒度、密度、形状などが安定していることが望ましい

③針状物を含む水砕スラグや鋭い稜角に富むガラス質の徐冷スラグなどは、適切な破砕機などで粒度の調製を兼ね、針状物の除去や角取りを行うと良い

 

 

②ガラス

ガラスはガラスレットに処理して、路盤材料やアスファルト混合物の骨材として使用されます。

 

【アスファルト混合物に使用する場合の使用上の留意点】

①ガラスレットを用いたアスファルト混合物は、耐流動対策を講じる事で、重交通箇所にも使用可能

②ガラスレットの混入率が多くなると、アスファルト混合物の剥離抵抗性が低下する傾向がある。そのため、ガラスレットの混入率は、全骨材質量に対して10%以下程度が望ましい。

 

 

③廃タイヤ

廃タイヤは、ゴムチップに処理して、アスファルト混合物に使用されます。

 

【使用上の留意点】

①ゴムチップを混入したアスファルト混合物は、耐久性向上の面から、改質アスファルトを併用することが多い

②ゴムチップを使用したアスファルト混合物を繰り返し再生利用する場合、以下の理由から注意が必要

・ドライヤでの加熱時に有毒ガスが発生する可能性がある

・施工現場で異臭を放つことがある

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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