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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、舗装の性能指標の基準値について説明します。
舗装の性能指標の基準値
①車道・側帯部舗装の必須の性能指標
1)疲労破壊輪数
㋑ 車道および側帯の舗装の施工直後の疲労破壊輪数は、舗装計画交通量に応じ、下表の数値以上とする。
舗装計画交通量(単位:台/日) | 疲労破壊輪数(単位:回/10年) |
3,000以上 | 35,000,000 |
1,000以上3,000未満 | 7,000,000 |
250以上1,000未満 | 1,000,000 |
100以上250未満 | 150,000 |
100未満 | 30,000 |
㋺ 舗装の設計期間が10年以外の場合は、㋑の表右欄の数値に10年に対する割合を乗じた数値以上とする。
㋩ 橋、高架道路、トンネル、その他これらに類する構造の道路における舗装など、舗装以外の構造と一体となって耐荷力を有する場合および舗装の修繕においては、㋑の基準によらないことができる。
㊁ 舗装の設計期間における交通量およびその輪荷重が設定できる(または正確に予想できる)道路においては、㋑の基準によらず、その交通量・輪荷重に基づく載荷輪数以上とする。
2)塑性変形輪数
㋑ 車道および側帯の舗装の施工直後の塑性変形輪数は、道路の区分・舗装計画交通量に応じ、下表右欄の数値以上とする。
道路の区分 | 舗装計画交通量(単位:台/日) | 塑性変形輪数(単位:回/mm) |
第1種、第2種、第3種第1級および第2級並びに第4種第1級 | 3,000以上 | 3,000 |
第1種、第2種、第3種第1級および第2級並びに第4種第1級 | 3,000未満 | 1,500 |
その他 | 500 |
㋺ 積雪寒冷地域の道路、近い将来に路上工事が予定されている道路、その他の特別な理由によりやむを得ない場合において、㋑の基準を適用することができないと認められるときは、当該基準によらないことができる。
㋩ アスファルト・コンクリート舗装の塑性変形輪数については、耐骨材飛散などの観点から㋑の基準の範囲内でその値を定める。
3)平たん性
車道および側帯の舗装路面の施工直後の平たん性は、2.4㎜以下とする。
②浸透水量
1)車道および側帯の舗装路面の施工直後の浸透水量は、道路の区分に応じ、下表右欄の数値以上とする。
道路の区分 | 浸透水量(単位:㎖/15sec) |
第1種、第2種、第3種第1級および第2級並びに第4種第1級 | 1,000 |
その他 | 300 |
2)積雪寒冷地域の道路、近い将来に路上工事が予定されている道路、その他の特別な理由によりやむを得ない場合において、1)の基準を適用することが適当でないと認められるときは、当該基準によらないことができる。
以上です。
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