こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、水準測量について説明します。
地形を立体的に表すには、高低差を測ることが必要になります。
地表面の高低差を測る測量を、高低測量または水準測量と言います。
高さの基準
基本水準面(基準面)
水準測量(高低測量)において、点の高さを表す基準となる水準面をいう。
標高・・・一般的に基本水準面からの高低をいう。
水準原点と水準点
水準原点
日本の陸地の高さの基準となる点をいう。
東京湾平均海面を±0とし、ここから陸地へ22.4140mのところに水準原点を定めている。
(出典:国土地理院)
【日本水準原点(東京都千代田区永田町)】
(出典:Wikipedia)
水準点
水準点(ベンチマーク:B.M.)とは標高を示す点であり、測量を行う場合の基準となり水準原点より実測される。
国道や県道沿いに1~2kmごとに設置されている。
水準測量の分類
方法による分類
直接水準測量
レベルと標尺によって直接高低差を求める方法
間接水準測量
測角用器具を用いて鉛直角を測定し、計算で高低差を求める方法
目的による分類
高低差水準測量
必要な2点間の高低差を測る測量
縦・横断測量
鉄道、道路、河川など一定の路線に沿って順次縦、横方向に必要な地点の高低差を測定し、縦・横断面図を作る測量
基本測量による分類
すべて国土地理院で行われるもので、一等、二等、三等水準測量、測漂水準測量、渡海(河)水準測量などがある。
直接水準測量
①高低差: A点とB点の高さの差で、標尺の読みの差(aーb)
②地盤高: A点の地盤高HAが分かっているとき、B点の地盤高HBは、HB=HA+(aーb)
以上です。
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