こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、建設工事の自動化がもたらす未来について紹介します。
(出典:建設テック革命)
建設工事の自動化がもたらす未来
設計が変わる
重機の自動化やロボットの活用とセットで考えることは、建設する構造物の規格の標準化である。
規格が揃っていれば、機械で施工しやすくなる。
単品受注生産が基本の土木・建築分野では、標準化が進むと設計の面白みが無くなるという意見があるが、工場で製作したプレキャスト製品を使い、現場で人手を介する作業を減らさなければ生産性は高まらない。
プレキャスト製品を普及させるためには、規格を標準化して汎用性を高め、多くの現場で使えるようにしコストを下げる必要がある。
国土交通省でもプレキャスト化を後押ししており、定型部材の組合せてコンクリート橋梁を造ることも検討している。
土木構造物は、断面形状が複雑に変化するものが多い。
トンネルはその最たる例であり、力がかかる箇所はコンクリートの厚さが大きく、層でない箇所は薄い。
このように経済的な設計を突き詰めると、確かにコンクリート量は減るかもしれないが、形状が複雑になって工事に手間がかかる。
つまり、施工の自動化とは逆行する。
個別の事業の経済性を追求するあまり、全体が不経済となっていないか、公共事業発注者はよく検討する必要がある。
以上です。
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