こんにちは。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
土工用機械にはどんなものがあるかご存知でしょうか?
土工用機械には様々な種類があります。
そこで、本日は土工用機械の【掘削・積込み機械】について紹介したいと思います。
ぜひご覧ください。
土工用機械について
土工機械には、掘削・積込み・運搬・敷きならし・締固めなどのための各種機械があります。
土工機械は、掘削積込み機械と運搬機械のように組合わせて使用する場合が多いですが、土工機械の選定にあたっては次のような注意が必要です。
①経済性と合理的組合わせを考慮する
②掘削積込み機械と運搬機械の組合せでは、掘削積込み機械を主機械とする
③締固めの機械選定では、特に土質が重要なポイントとなる
※②の意味は、例えばパワーショベルとダンプトラックを組合わせて土工作業を行う時は、パワーショベルの作業能力に合わせてダンプトラックの大きさや台数を決めます。
掘削・積込み機械について
建設工事において、掘削機械は必要不可欠です。
土砂の掘削・積込みには、ショベル系掘削機とトラクタショベルがあります。
ショベル系掘削機について
ショベル系掘削機は、走行装置と作業装置からなり、その作業装置を使用目的に応じて変換できる構造の機械の総称です。
①パワーショベル
特徴
・機械の位置よりも高い場所の掘削に適している
・比較的硬い地盤の土砂および破砕された岩石の掘削などに適している
②バックホウ
特徴
・機械の位置よりも低い場所の掘削、切取のり面の掘削、水中掘削作業などに適している
・硬い地盤の掘削でも正確に施工できる
・油圧式バックホウは小型でも掘削力が大きく、管理や運転が容易
↓過去記事でユンボについて紹介しています
③クラムシェル
特徴
・地表面より下の比較的軟らかい土や破砕された岩石などの掘削(つかみ取り)などに用いられる
・特に、掘削断面が小さい場所を深く掘削する場合や水中掘削に適している
④ドラグライン
特徴
・ブームの先にロープで吊り下げられたバケットを掘削場所に落とし、別のロープで手前に引き寄せながら掘削を行う
・比較的掘削範囲が広い、軟弱地盤の掘削、水中掘削、のり面の切り取り仕上げなどに適している
・硬い地盤の掘削には適さない
シェベル系掘削機における掘削作業の留意点
①バケットのツメ先は常にとがらせておくと土へのくい込みがよく、能率の良い作業ができる
②ショベルによる掘削作業は機械の足元に雨水などが溜まらないよう、上り勾配で行うと能率的に作業が可能
③バックホウ作業では、バケットを土中に入れたままで機体を後退させて掘削するような走行掘削を行ってはならない
④地ならしのためバケットを左右に振って使用してはならない
⑤機械を運搬用トレーラーに積込む場合、斜路の途中では方向操作を行ってはならない
トラクタショベルについて
積込み機械の代表的なものには、トラクタショベルがあります。
トラクタショベルには、履帯式(クローラー式)と車輪式(ホイール式)の2種類があり、本来の積込み作業以外に、整地・溝堀り・材料運搬などの作業にも使用されます。
①履帯式トラクタショベル
特徴
・履帯式は、安全性を高めるために履帯の接地長が長くなっている
・車輪式と比較すると、機動性は劣るが、掘削力が大きく不整地や軟弱地、転石の多い現場での走破性に優れる
②車輪式トラクタショベル
特徴
・車輪式トラクタショベルは走行速度が速く、機動性に富む
・舗装道路でも路面を傷つけることなく自由な作業が可能
いかがでしたでしょうか?
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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