積算と原価管理

Research

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、公共工事における積算と原価管理について説明します。

 

積算と原価管理

土木工事においては、きちんとした原価管理を行わないと利益を出すことが難しい。

土木工事は、全てが一品生産のため、毎工事ごと積算、見積り業務が必要である。

積算では、個々の資材単価や労務単価、機会損料等に歩掛を乗じて直接工事費を算出する。

直接工事費と間接工事費から工事原価を計算し、それに一般管理費を加えると工事価格になる。

 

工事価格=工事原価+一般管理費等

工事原価=直接工事費+間接工事費

間接工事費=共通仮設費+現場管理費

 

【公共土木工事費の積算体系】

(出典:国土交通省)

 

原価管理

原価管理の目的は、受注した工事の原価を出来るだけ抑え利益を増やす事である。

受注が決まれば、請負金額から目標利益を設定したうえで実行予算を作成する。

 

良い実行予算の作成には下記が必要である。

・事前に現場を十分調査する

・協力業者と念入りに打合せをして無駄を省く

・以前の工事の反省を生かす

 

工事が始まると、1カ月ごとや半月ごとに実行予算と予算実績管理を行う。

工事途中でコストダウンも検討しながら目標利益の達成に向けて努力する。

 

実行予算も予算実績管理も行わず、工事が終わって初めて利益が分かる建設会社も多くある。

その場合、予算管理を行なっているほうが、もちろん良い結果が出ている。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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