【四国の新幹線の整備について】早期実現を希望

時事通信

こんにちは。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

過去記事にて、高松から大阪や東京への移動について紹介しました。

 

 

 

高松から、大阪や東京への移動はそこそこ便利と言いつつ『もし新幹線が開通していたら・・・』と考えると、絶対に便利だなぁと思います。

今や、北海道から九州鹿児島まで新幹線が開通している中、四国だけ新幹線が通っていないのは非常に寂しい限りです。

また、四国に新幹線が整備されることによる効果は計り知れません。

観光・経済・産業・生活・防災、全ての面で良い効果が望めるでしょう。

ということで、今日は四国に新幹線が整備されたら?という事について紹介します。

 

【四国の新幹線の整備について】早期実現を希望

どんなルートか?

四国の鉄道高速化検討準備会が公表した資料によると、下記のような整備イメージになります。

整備延長 : 302km

概算事業費 : 1兆5700億円

最低でもこの図のように四国4県全てに新幹線が整備されると良いですね。

現在、新幹線はどのルートでもループ化にはなっていませんが、欲を言えば円を描くようなルートが追加されれば更に効果がありそうです。費用対効果的に難しいでしょうが。

余談ですが、2024年には石川県金沢市から福井県敦賀市まで新幹線が開通するようです。

この路線が開通すれば、いずれ敦賀から新大阪までが繋がり、東京ー新大阪間がループ化になると思います。

全然知りませんが、インフラ関係者ならこの構想はすでに考えていると思います。

 

四国4県から新大阪までの所要時間

もし新幹線が四国に整備されると

高松→新大阪 : 1時間15分(1時間44分)

徳島→新大阪 : 1時間35分(2時間53分)

松山→新大阪 : 1時間38分(3時間30分)

高知→新大阪 : 1時間31分(3時間15分)

※()内は現状の所要時間

この所要時間で新大阪まで行けるのは、非常に魅力的です。

どの県でも、概ね1時間半で新大阪まで行くことが可能です。

 

四国4県の都市間の所要時間

徳島⇔高松 : 19分(58分)

徳島⇔松山 : 1時間1分(3時間26分)

徳島⇔高知 : 59分(3時間22分)

高松⇔松山 : 42分(2時間22分)

高松⇔高知 : 36分(2時間12分)

松山⇔高知 : 54分(4時間7分)

※()内は現状の所要時間

新幹線が整備されれば、各都市間は概ね1時間で移動可能です。

現状、鉄道で移動しようと思うとびっくりするくらい時間がかかります。

おそらく四国内に住んでいる人が四国内を移動する場合、鉄道で移動する人は少ないのではないでしょうか?

自家用車もしくはバスを利用する人が多いと思います。

それくらい、現状は時間がかかりすぎていて利用するメリットが無いです。

 

四国の新幹線整備による波及効果

①観光

観光の基本は移動です。

移動時間が短時間であればあるほど、多くの観光地を巡ることができます。

そしてストレスレスです。

外国人観光客が増加している中、四国内の交通網の脆弱さを嘆いている外国人観光客は多そうです。

 

②都市機能・防災

移動時間が短くなるということは、即ち都市機能および防災能力の向上に直結します。

もし災害が発生したとして、都市間の移動に手間取っていては早期復旧も出来ないでしょう。

新幹線の防災能力(耐震性)はインフラの中では突出しています。

 

③産業

これは言うまでもないですが、新幹線が開通することにより産業は育つでしょう。

各企業の誘致もしやすいですし、移動のし易さはインパクト大です。

 

④生活

移動時間の減少により、生活のし易さが向上するでしょう。

また、人口の流出にも歯止めがかかるでしょうし、逆に大都市圏からの人口流入にも貢献するでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?

実は瀬戸大橋は設計段階から新幹線が通れるようにしてあるそうです。

岡山から香川までの海を超えるというハードルがすでにクリアになっているのであれば、実現の可能性は高いと思います。

国や行政が主導するのもいいですが、個人的には民間企業に頑張ってほしいと思います。

ルートや停車駅など、無駄なものを排除した効果的な配置が出来れば四国の未来に期待が持てます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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