カンボジアの日本学校について(まなぶ日本語学校)

Research

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

カンボジアの日本語学校の『まなぶ日本語学校』を見学させてもらい色々と教えていただいた。

ありがとうございました。

本記事では、まなぶ日本語学校について紹介させていただく。

 

まなぶ日本語学校とは

NGO法人【Pay it Foward】が運営する、カンボジア教育青年スポーツ省認可の無料日本語学校です。

学費は無料、無料の寮も完備し、自立を目指す若者に学びの場を提供しています。

将来、日本とカンボジアの架け橋となる人材の育成を志しています。

日本語のみならず、日本の道徳教育を通して人のために役立つ生き方を教え、導きます。

「一人の社会貢献が、また新たな社会貢献を生み出す」

この自立支援サイクルを生み出すため

「育ち・学び・働く」

までを一貫します。

将来、カンボジアの若者たちが豊かな生活をおくり、家族や友人、そして沢山の人達に恩返しができるような環境づくりに日々取り組んでいます。

【まなぶ日本語学校パンフレットより】

 

概要

まなぶ日本語学校の教育システムや生徒数などについて列記すると

・日本語学校は、2年間のカリキュラム

・現在、3期目

・生徒数は合計87人で、3期生が80人、2期生が7人

・学費、寮費は無料

・寮には約30人が住んでいる

・生徒は18歳以上から入校できる(高校卒業の年齢以上)

・18歳~22歳くらいの生徒が多い

・生徒のライフスタイル(日中、仕事をしたり大学に行く生徒もいる)に合わせ、授業は「朝のみ」「フルタイム」「夜のみ」から選択が可能

・日本語学校を卒業したあとは、日本への留学や就職を考えている生徒が多い

 

まなぶ日本語学校の取り組み

カンボジアはポルポト政権時代に教育機関が壊滅的な状況となり、その影響から現在でも教育機関は十分な整備状況とは言い難い。

そんな中、無料の日本語学校を開きたいとカンボジア政府に申し出たところ、教育省から既存の学校内に校舎を2つ借りる事ができ、現在もその校舎で授業を行っている。

 

既存の学校

 

学校内の校舎を借りて授業

 

まなぶ日本語学校自体が有名になることで

・カンボジアの日系企業や日本国内企業とのパイプができる

・卒業生の進路になる

・寄付金も受け取れる

 

そのため、スタッフの方々はカンボジア各地で学生誘致の活動や、Facebookで学生募集などの広告宣伝活動を行っている。

一方で、生徒の授業料や寮費は無料のため、寄付金などの支援は常に求めている。

寮から学校までは少し距離があり、現在はレンタカーを借りて移動手段としているが非常にコストがかかるため、近くバス購入のためのクラウドファンディングを立ち上げる予定とのことである(目標金額300万円)。

 

日本語レベル別の、カンボジア国内企業の給料について

日本語能力検定のレベルによって、カンボジア国内企業での給料に大きな差がある。

目安として

N2: 700ドル/月

N3: 500ドル/月

N4: 250~300ドル/月

N3とN4との間に、大きな差があるため、N3を目指している生徒が多い。

N4の250~300ドル/月は、カンボジアの一般的な月収金額である。

一方で、学生は母国語のクメール語、英語を話すことができる子が多く、それに加え日本語も勉強しているため、語学力という意味では日本人以上である。

 

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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