こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、小口径管推進工法の施工上の留意点について説明します。
【推進工法】小口径管推進工法の施工上の留意点について①
① 推進管の蛇行と土質
小口径管推進工法は、土質が不均質であると蛇行が生じやすく、また、地下水位が高く、緩い砂層においては、低耐荷力推進を行うと浮力による蛇行が生じることがあり、注意が必要である。
② 蛇行の修正
推進管の蛇行の修正は、一般に先導体の角度を変える方法が用いられており、状況によっては補助工法を併用して修正する方法がとられている。
③ 先導体の角度の修正
先導体の角度の修正は、修正する方向に先導体を向け、先導体に地盤反力を作用させて行い、一般に修正の効果が発現するまでには、最低限、推進管長の１/２程度の長さが必要になる。
④ 互層地盤対策
推進中に、互層地盤に遭遇した場合には、推進管は柔らかい土質のほうへ変位するため、薬液注入工法等、補助工法による対策や掘削機の引き抜き再掘進等の対策を行う。
⑤ 不測の出水
不足の出水があった場合は、土砂の流出や出水を最小限に止め、出水が多い場合は土砂の崩壊を防止し、応急的に推進管内に水張りをする。
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