こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、土留め支保工の施工にあたっての留意点について説明します。
土留め支保工の施工にあたっての留意点について
① 切りばりと腹起しとの密着
切りばりは圧縮応力以外の応力が作用しないように、腹起しと垂直にかつ密着させて取り付ける。
② 建込み簡易土留工法の計画
建込み簡易土留めを行う場合は、掘削後一時的に地盤が自立することが前提となるため、地下水の有無や地盤の自立高さの検討など、地盤性状を十分把握しなければならない。
③ 軽量鋼矢板工法の腹起し部材の取り付け
軽量鋼矢板を使用する場合、その特性や十分な余掘りが行えないことなどにより腹起しブラケットの溶接が完全に行えない場合において、腹起しの落下防止のために、ワイヤーロープ等で土留め壁から腹起しを吊る等の措置が必要である。
④ 土留め鋼矢板の継手溶接
継手溶接作業は、溶接作業について十分な管理を行うため、原則として、現場建込み前に行う。
⑤ 土留め鋼矢板継手工法におけるボルト接合
継手工法としてボルト接合を用いる場合は、応力伝達はボルト接合のみで受け持たせ、ボルト接合と突き合わせ溶接を併用する場合には、この溶接は止水のみを目的とする。
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