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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、ダムの型式について説明します。
ダムの型式について
ダムの分類
ダムは、築堤材料からはコンクリートダムとフィルダムの2種類に大別される。
コンクリートダムとフィルダムについても、築堤材料や設計理論などでさらに細かく分類される。
コンクリートダム
① 重力式コンクリートダム
水圧等による水平荷重は、コンクリートダムの自重によって基礎岩盤に伝える構造で、荷重に対しては、堤体と岩盤との摩擦力と岩盤のせん断力で安定性を得る。
② 中空重力式コンクリートダム
ダムの上流側に傾斜をつけ、ダムの内部に空洞を設けてコンクリート量を節約した重力式ダムである。
作用する揚圧力が減少する長所はあるが、型枠面積の大きさ等の面から最近はほぼ採用されていない。
③ アーチ式コンクリートダム
水圧などによる力を、ダムのアーチ作用によって河床部岩盤と両岸部岩盤に伝える構造である。
フィルダム
ダムサイト付近の天然材料の利用を可能とするダムの総称。
堤体および基礎地盤のすべり破壊に対する安定性と浸透流に対する安定を検討して作られる。
堤敷幅が広いので、基礎へ伝達される応力が小さく、必ずしも堅硬な基礎岩盤を必要としない。
フィルダムは、遮水機能部分の構造によって3つの形式に分類される。
また、堤体材料によって、ロック(岩盤)フィルダム、アース(土)フィルダムに分類されることもある。
① ゾーン型フィルダム
堤体が透水性の違ったいくつかのゾーンによって構成されている。
② 均一型フィルダム
大部分の堤体が、ほぼ均一な細粒の土質材料によって構成されている。
③ 表面遮水壁型フィルダム
透水ゾーンの堤体の上流側に、アスファルトコンクリート、鉄筋コンクリート、またはその他の遮水材料で作られた遮水壁を有することによって水密性を確保している。
以上です。
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