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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、ダムコンクリートの施工方法及び施工上の留意点について説明します。
【ダムの建設】ダムコンクリートの施工方法及び施工上の留意点②
ダムコンクリートの施工方法一般
④ リフト高
リフト高は、コンクリートの自然熱放散、打設工程、打設面の処理等を考慮して決定するようにする。
リフト高は、柱状工法の場合は、一般に1.5~2.0m、岩着部などのハーフリフトの場合は、0.75~1.0mを標準としている。
面状工法の場合は、RCD工法では0.75mまたは1.0m。
拡張レヤー工法では、0.75mまたは1.5mを標準とし1.5mリフト高の場合は、追跡2層打設とする。
⑤ 打設間隔
柱状工法の場合は標準リフト1.5~2.0mで6日間隔(中5日)、ハーフリフトの場合は4日間隔(中3日)、RCD工法では3日間隔(中2日)程度で設定され、拡張レヤー工法の実績では、リフト高0.75mで3~4日間隔(中2~3日)、1.5mで5日間隔(中4日)とされている。
⑥ リフト差と打ち上がり速度
柱状工法の場合、堤体の隣接ブロック間のリフト差は、横継目間で8リフト(12m)以内、縦継目間で4リフト(6m)以内としている。
一般に柱状工法では、特別な措置を講じない場合は、ダムコンクリートの打ち上がり速度が0.3m/日を大きく上回ると温度ひび割れが発生する可能性が高いので、クーリングを行わない場合の打ち上がり速度は、1日平均30cmを超えないようにする。
以上です。
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