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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、溶接検査の要点について説明します。
【鋼構造物】溶接検査の要点について
外部きず検査の要点
① 溶接割れ検査
溶接割れの検査は、肉眼で行うのを原則とし、疑わしい場合には磁粉探傷試験または浸透液探傷試験を行う。
② 溶接ビート表面のピット
主要部材の突合せ継手および断面を構成するT継手、角継手には、溶接ビート表面のピットは許容されず、その他のすみ肉溶接および部分溶け込み溶接には、1継手につき3個または継手長さ1mにつき3個までが許容される。
③ 溶接ビード表面の凹凸
溶接ビード表面の凹凸は、ビード長さ25㎜の範囲における高低差で表し、3㎜を超えてはならない。
また、ビード表面の凹凸は、主としてビードの継目に現れ、クレータ処理や始端処理の不良な場合に極端に大きくなるので、丁寧な処理が必要である。
④ すみ肉溶接の大きさ
すみ肉溶接のサイズおよびのど厚は、1溶接の両端各50㎜を除く部分では、溶接長さの10%までの範囲で、-1.0㎜までの誤差が容認されている。
⑤ アークスタッドの検査
アークスタッドの溶接後の外観検査は、全数について行うものとし、不合格となったスタットジベルについては全数ハンマ打撃による曲げ検査を行う。
内部きず検査方法
内部きず検査に用いられる非破壊検査は、放射線透過試験または超音波探傷試験による。
以上です。
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