構造物の回復目標および性能水準の設定

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、構造物の回復目標および性能水準の設定について説明します。

 

構造物の回復目標および性能水準の設定

構造物は、建設直後から徐々に性能が低下する

コンクリート構造診断技術では構造物の性能を

・安全性能

・供用性能

・第三者影響度に関する性能

・美観、景観

・耐久性能

に分類している。

下表に各性能の内容を記す。

 

【構造物の性能】

性能 内容
安全性能 構造物が破壊して人命などが失われることのない性能
供用性能 構造物の使用に供する性能および機能性に関する性能
第三者影響度に関する性能 構造物から剥落してコンクリートなどが器物および人に与える傷害などの影響度合いに関する性能
美観・景観 構造物の汚れなどに関する性能
耐久性能 構造物の要求性能を供用期間内維持する性能

 

構造物に要求される性能の水準は

・構造物の重要度

・第三者影響度

・環境条件

・残存供用期間

などにより異なる。

要求される性能の水準を下回る可能性が生じた場合は、回復目標とする性能水準を設定して対策を行う必要がある。

回復目標とする性能水準は、構造物ごとに決められた維持管理計画により定められる。

 

(出典: 国土交通省)

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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