コンクリート業務で用いる専門用語について⑥

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、コンクリート業務を進める上で頻出する用語についてまとめます。

 

コンクリート業務で用いる専門用語について⑥

乾燥収縮

硬化したコンクリートまたはモルタルが乾燥によって収縮する現象。

ひび割れを引きおこす。

 

中性化

硬化したコンクリートが空気中の炭酸ガスの作用を受けて次第にアルカリ性を失っていく現象。

 

凍害

凍結または凍結融解の作用によって、表面劣化、強度低下ひび割れ、ポップアウト(コンクリートの表面が薄い皿状に剥がれる現象)などの劣化を生じる現象

 

塩害

コンクリート中の塩化物イオンによって鋼材が腐食し、コンクリートにひび割れ、剥離、剥落などの損傷を生じさせる現象

 

アルカリ骨材反応

アルカリと反応性をもつ骨材が、セメント、その他のアルカリ分と長期にわたって反応し、コンクリートに膨張ひび割れ、ポップアウトを生じさせる現象

 

材料分離

運搬中、打込み中または打込み後において、フレッシュコンクリートの構成材料の分布が不均一になる現象

 

ブリーディング

フレッシュコンクリートおよびフレッシュモルタルにおいて、固体材料の沈降または分離によって、練り混ぜ水の一部が遊離して上昇する現象

 

レイタンス

コンクリートの打込み後、ブリーディングに伴い、内部の微細な粒子が浮上し、コンクリート表面に形成する脆弱な物質の層

 

コールドジョイント

先に打込んだコンクリートと後から打込んだコンクリートとの間が、完全に一体化していない継目

 

豆板

硬化したコンクリートの一部に粗骨材だけが集まってできた空隙の多い不均質な部分

 

エフロレッセンス

硬化したコンクリートの内部からひび割れなどを通じて表面に析出した白色の物質

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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