こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
アスファルト舗装工事などにおいて、受注者は工事の目的物が設計図書に定められた基準を満たすように施工管理を行う必要があります。
施工管理とは具体的に、工程管理・品質管理・出来形管理・写真管理などを言います。
また、発注者はその判定のための検査を行います。
そこで本日はその内容を紹介したいと思います。
舗装工事における施工管理について
①舗装工事における施工管理の目的と流れ
目的
・工事の欠陥を未然に防ぐ
・ばらつきを可能な限り小さくする
・工事に対する信頼性を増大させる
・設計図書に合格する出来形、品質、性能をもつ舗装を経済的に施工すす
管理は受注者が実施し、管理項目、管理頻度、管理の限界は検査基準、工事規模、施工能力に応じ受注者が合理的に定めます。
舗装工事における受注者が行い管理には大きく分けて
・基準試験
・出来形管理
・品質管理
があります。
②基準試験
基準試験とは、通常、施工開始前に行うもので、使用材料や施工方法が適正化どうかを確認するために実施します。
基準試験には、次のような試験があり、原則として基準試験は受注者が実施し、その結果を発注者が確認および承諾します。
・材料の品質を確認する試験
・作業標準を得るための試験施工
・基準値を得るための試験
③出来形管理
出来形および品質管理は受注者が施工中に自主的に実施するもので、設計図書に合格する出来形、品質をもつ舗装を経済的に施工するために実施します。
④工事の規模
基準試験、出来形、品質管理は舗装工事の規模に応じ、工程の各段階において適切な手法・頻度で実施します。
舗装工事の規模
①中規模以上の工事
・舗装施工面積が10,000㎡以上
・基層および表層用混合物の総使用量が3,000t(コンクリートでは1,000㎥)以上
②小規模工事
・施工面積が2,000㎡以上10,000㎡未満
・基層および表層用混合物の総使用量が500t以上3,000t未満(コンクリートでは400㎥以上1,000㎥未満)
③ごく小規模な工事
・小規模工事未満の工事
いかがでしたでしょうか?
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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